4度目の年間王者 空手・植草歩選手

空手の世界トップクラスの選手を対象とする「KARATE1 プレミアリーグ」の今シーズンの女子組手68㌔級で年間王者に輝いた船橋市在住の植草歩選手(31)が、先月26日、船橋市役所を訪れ、松戸徹市長に活躍を報告した。

画像=船橋市役所を訪れた植草選手

植草選手はエジプトやモロッコで開催された国際大会で優勝するなど活躍し、自身4度目の年間王者に選ばれた。

植草選手は「もう一度年間王者を取ることを目標にしてきた。今は指導者と競技者を半分でやっていて、年齢もある中で、実績を残せたことを誇りに思う」とほほ笑んだ。
 
現在、母校である日体大柏高でコーチも務める植草選手。生徒を指導する中での気付きも多く、自身の苦手克服につながることもあるという。「空手の魅力はゴールがないこと」。ルール改正や若い選手がどんどん上がってくる中で、試行錯誤し続けることに選手としても指導者としてもやりがいを感じている。

報告を受けた松戸市長は「目標を追い続け年間チャンピオンになることはすごい。指導者としての背中を見せながら頑張ってもらいたい」と激励した。