習志野の男女 いざ春高へ

来月4日に東京体育館で開幕する全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)に習志野の男女が出場する。男子は17年連続、女子は38年ぶりの出場となる。

画像=全国大会に向け練習する習高女子

38年ぶり 粘り強く戦う
女子は先月5日に行われた県大会決勝で敬愛学園(千葉市)と対戦。第1、2セットともにデュースで奪い取り、最終セットも競り勝った。

全国大会へ向け、栗山瑞希主将(3年)は「チーム全員で目標を1つにしたいと思い、ベスト8入りを目指す気持ちを確かめ合った」と話す。持ち味のレシーブの精度を上げ、粘り強く戦いたいという。久保田聖賢監督(38)は「苦しみながらも自分たちで切り開いてきた結果の出場。自信を持って伸び伸び戦ってほしい」と話した。

昨年3位の経験糧に頂点へ
昨年の春高で3位の男子。その経験から鈴木明典監督(36)は「守れないと勝てない、エースに頼らずみんなで決めて、ディフェンスができるチーム作りをしてきた」と話す。大会までにブロックを強化して今年こそ日本一を狙いたいと話す。

後藤悠月主将(3年)は「高さはないが3枚ブロックがチームの強み。後ろが動いてボールを拾い、ディフェンスで競り負けないようにしたい」と熱意を込めた。