女子軟式野球 千葉マリンスターズ 9年ぶり日本一
江戸川区で1日に行われた「女子軟式野球ジャパンカップ 王座決定戦」で、船橋市を拠点に活動する千葉マリンスターズが日本一に輝いた。17日、8月の全国大会で準優勝した妹分の千葉マリンスターズヤングとともに船橋市役所を訪れ活躍を報告した(=画像)。
ジャパンカップは全日本軟式野球選手権大会優勝の一般代表と大学王者が対戦し、女子軟式野球日本一を決める大会。マリンスターズは8月の選手権大会で15年以来の優勝を果たし出場権を得た。
ジャパンカップでは、学生チャンピオンの日体大と対戦。2―2で迎えた最終7回、1死満塁から、林が気迫のヘッドスライディングで生還。サヨナラで9年ぶり5度目の日本一を勝ち取った。
コロナ明けの昨年は選手権決勝で惜敗。田室歩弓主将(21)は「今年こそは日本一になるぞとみんなが同じ気持ちで戦った。緊張感ある中でも自分たちの野球をし、楽しみながら泥臭く、女子野球ならではの魅力を感じられる大会だった。一番いい結果が残せてよかった」と振り返った。
訪問を受けた松戸徹市長は「素晴らしい結果に心から拍手を贈りたい。来年こそは中学生の部も合わせた完全制覇を狙って頑張ってほしい」と激励した。