はしごの妙技に歓声

新春恒例のはしご乗りが5日、船橋市役所前で行われた。

画像=遠くを見渡す「一本遠見」

船橋市鳶職組合若鳶会のメンバー4人が、高さ6・3㍍のはしごの上で、火事場を探す「トオミ」から、はしごの先端で逆立ちをする「シャチ」、あおむけになる「セガメ」などの技を披露。技が決まるたびに観客からは歓声が上がった。その後には、重さ10㌔を超える纏を振りながら「木遣り歌」を歌い上げ、新年の幸福を祈った。湊町の植草喜美子さん(72)は「縁起の良いものをと、初めて見に来たが、とても良かった。いい時代の歴史や伝統をこれからも続けてほしい」と話した。