ラージボール卓球 坂本さん日本一
滋賀県で先月2日まで行われた「全日本ラージボール卓球選手権大会」で、船橋市卓球協会所属の坂本孝子さん(70)がシングルス70~74歳の部で日本一に輝いた。18日、船橋市役所を訪れ活躍を報告した。
画像=船橋市役所を訪れた坂本さん
坂本さんは今回で4度目の全国出場。昨年はベスト8だった。それ以上の成績を上げようと1年間練習してきた。「優勝できてうれしい。70歳になっても今までできなかったことができるようになるのが卓球の魅力」と話す。同競技での日本一は市内初という。
高齢でも楽しめる競技
ラージボール卓球は1988年に新卓球として生まれた競技でボールが通常より4ミリ大きく軽い。スピードや回転が緩やかなため、高齢者もプレーしやすい。
坂本さんは中学生の時に卓球に触れ、30代で再開しラージボールに出会った。「足が動きにくくなっても楽しめる競技。まだ競技人口は少ないが、ぜひいろんな人に広めたい」と話している。