命預かる決意新たに 東邦大健康科学部63人が戴灯式
東邦大習志野キャンパス(三山2)で19日、戴灯セレモニーが行われ、健康科学部看護学科の2年生63人が7月から始まる医療現場での実習を前に決意を新たにした。
画像=ナースキャップを受け取りキャンドルを手に並ぶ学生ら
女子学生にはナースキャップが、男子学生にはスカーフが与えられ、ナイチンゲールの看護の精神を受け継ぐ意味が込められた火をそれぞれのキャンドルに灯した。
学生らは「命を預かる者としての自覚と責任を持ち、一人ひとりに寄り添い、誠意ある看護を目指す」と誓った。
臼井雅美健康科学部長は「このような時代に看護の道に進もうと志を示した皆さんに感謝。同じ看護職として大変うれしく思う。看護の知、心、技を磨いていってください」と激励した。
将来、小児科やがん研究に携わりたいという河島杏樹さん(19)は「小さい頃に病気があり支えてもらった。恩返しがしたいと思って看護師を目指した。患者さんだけでなく、家族にも寄り添える看護師になれたら」と抱負を話した。