宮本小・竹井くん 大賞アンデルセン公園きりがみコン

船橋市公園協会主催の第14回アンデルセン公園きりがみコンクールで、全国2112作品の応募の中から宮本小4年の竹井悠悟くんが最高賞の「アンデルセン公園きりがみ大賞」に輝いた。

画像=大賞を受賞した「悲しい王様」

題名は「悲しい王様」。ハンス・クリスチャン・アンデルセン作の「裸の王様」の1シーン。「王様の複雑な感情をうまく読み取り、その心の中を表現している」などと評された。

宮本小では昨年、3年生全員が授業でアンデルセン童話を学び、それぞれが好きな作品の1シーンをきりがみ作品にして応募した。

「王様は裸だ」と子どもに言われて王様が驚いているシーンが特に印象に残ったという竹井くん。「そう言われてびっくりした王様の体の角度や表情。背景も悲しそうに見えるような色を選んだ」と工夫した点を話す。

授賞作品は23日から同園子ども美術館で開催されるアンデルセン公園きりがみ展で披露される。その他、アンデルセンのきりがみ作品の複製や過去の受賞作品なども展示する。