白いクレープのキッチンカー「しろのはち。」
二和西の住宅街の一角で、木曜日に店を構える白いキッチンカー。販売しているのは白いクレープだ。店頭にメニュー表はなく、客の要望に合わせてフルーツやクリーム、ソースなどをトッピングするスタイル。
画像=放課後に家族とやってくる子どもたち
キャンバスに 描くように
「食べたいものを食べてもらいたい。白いキャンバスに絵を描くように、楽しみながらおいしく食べてもらえれば」とオーナーの荒井隆明さん(47)は話す。
トッピングにもこだわりがある。定番のイチゴは旬を迎えるこれからの時期のみ。サツマイモの甘煮、ゆずのマーマレードなど季節に合わせた食材を提供している。
この場所に店を出すようになって1年。近隣住民たちのほか、夕方には子連れ客などが訪れる。クレープの中に顔をのぞかせる動物のピックや、カラフルな装飾用のチョコレートなどは子どもたちに喜んでほしいとの思いから。「子どもの見守りも兼ねているつもり。地域の人とともにある店でありたい」と荒井さん。個人経営の身軽さを武器に、接客の中で生まれたアイデアを商品に生かしていきたいという。
市内では他にベルクフォルテ船橋にも火曜日に出店している。営業13時~19時。℡090・7223・2686