高根写真集団発足 60周年

船橋市内の写真愛好家らでつくる「高根写真集団」の写真展が船橋市民ギャラリーで開催されている(=写真)。あす9日まで。

単写真、組写真など約50点を展示。今回は「道」をテーマにした作品を集め、横断歩道や水路などメンバーそれぞれのアイデアを表現した力作が揃った。

1962年に高根台団地の住民らが立ち上げ、今年で発足60年を迎えた同会。現在は15人が在籍しており、メンバーで近隣を歩く「撮影散歩」のほか、撮影旅行にも出かけている。毎月1回開く例会ではメンバーそれぞれが持ち寄った作品について批評し合い、その月の優秀作品を投票で決める。プロの写真家を招いての勉強会を開くなど、会員同士で切磋琢磨し腕を磨いている。

在籍して約30年という70代の女性メンバーは「カメラを触ったこともなかったが、会の写真展を見て入会したいと思った。まだまだ知識が足りないと思ってるけれど、ほかのメンバーの作品を見るのが楽しみ」と話す。80代の男性メンバーは「互いに投票して優秀賞を選出するが、だからといって誰が上だとかそういうことじゃなく、楽しくやってきた」と団体が長く続く秘訣を話した。

10時から17時、あすは16時まで。