児童63人 タグラグビーを体験

異なる種目のスポーツで活動する児童らが集まり、いつもとは違う競技を体験する「地域交流大会」が1日、法典公園で行われた。

画像=プレーを楽しむ子どもたち

日頃はサッカーやバレーボール、空手などで活動する小学生63人が参加。プロラグビーチーム・クボタスピアーズの選手らの指導で、タグラグビーに挑戦した。

県スポーツ協会の主催で、船橋市スポーツ少年団本部長の中野誠さん(60)は「幼少期にさまざまな競技を経験して、その中から自分に合った競技を見つけてほしい」と狙いを話す。

タグラグビーはタックルやキックは禁止で、小さい子どもでも楽しむことができる。市内では体育の授業に取り入れている学校もある。

子どもたちは、プロ選手からボールの投げ方や基本的なルールを教わり、複数のチームに分かれてゲームを楽しんだ。

普段バレーボールを習っている法典西小4年の土田菜月さんは「ボールを前に出しちゃダメとか、ボールの形が違うから取るのがちょっと難しかった」と感想を。同校3年の金子波都くんは「サッカーとステップが違うけれど、楽しかった」と話した。

中野さんは「いつもやっているものとは全然違う競技を楽しむことで、スポーツの良さを知ってもらいたい」と思いを語った。