スノーボードで活躍 鎌五出身の清田堅心選手
鎌五中出身で、新潟の開志国際高3年の清田堅心選手(18)が、スノーボード競技の22‐23シーズンでのナショナルチーム入りをこのほど決めた。23日、鎌ケ谷市役所を訪れ活躍を報告した。
画像=市役所を訪れた清田さん
清田選手は今シーズン初戦から優勝するなど、出場したすべての試合で好成績を挙げた。自身の強みである「勢い」をうまく味方につけ、「ひるんでしまいそうになる所も挑んだ」ことが結果につながったという。年間のランキングなどが認められ、全日本スキー連盟の強化指定選手に選出された。
鎌五中に在籍していた中学1年の時に本格的にスノーボードを始め、新潟のスクールに通いながら技術を磨いた。現在通う開志国際高は五輪メダリストの平野歩夢選手らを輩出したスノーボードの名門校だ。
「目標は3年後のミラノオリンピックでメダルを取ること」。今シーズンは海外での大会を中心に参戦し、オリンピックに向けてワールドカップ出場ポイントを集めていくという。11月にオーストリアで行われる大会でナショナルチームとしての初出場を迎える。
訪問を受けた芝田裕美市長は「雪上の格闘技と呼ばれる競技をけん引する立場にいる人が鎌ケ谷にいることをうれしく思う。これからも大きな目標に向かって飛躍していかれることを応援しています」と激励した。