JR南船橋駅前広場 来月供用開始

歩道やバス、タクシー乗り場などを整備したJR南船橋駅南口の新たな駅前広場が来月30日から供用開始する。

画像=整備後のイメージ(船橋市提供)

市はにぎわいの創出と回遊性の向上を目指し、同駅南口市有地活用を進めている。今回、供用開始となる同広場は面積4400平方㍍。路線バス乗り場が2カ所、タクシー乗り場2台分のスペースを設ける。歩道には保水性の高い舗装を採用し、路面温度の上昇を抑制する。また、防災の強化や景観の改善のため電線を地中化した。総事業費8億1400万円。

バスやタクシー乗り換えスムーズに
今後、周辺道路の整備や民間事業者による駅構内から商業施設につながるペデストリアンデッキの設置も合わせ、23年度中の供用開始を目指している。近隣には将来的に高齢者施設や児童相談所などの建設を予定している。市担当者は「開始となるのは西側の広場だけだが、バスやタクシーの乗り換えはスムーズになる」と話している。