100㌔マラソン世界大会へ 船橋市役所職員の仲田さん
ドイツで8月27日に行われるマラソン大会「IAU100㌔世界選手権」に船橋市の職員、仲田光穂さん(33)が日本代表として出場する。
画像=意気込みを語る仲田さん
仲田さんは高校で陸上競技を始め、大学3年の時に東京マラソンに出場したことをきっかけに、マラソンを始めたという。現在は資産税課で働き、勤務後に毎日10㌔走っている。5月に開かれた柴又のウルトラマラソン大会で優勝し、世界大会の代表に選ばれた。IAU選手権大会は2年に1度開かれ、今大会は41カ国が参加。個人戦と各国の代表選手の合計タイムで競う団体戦がある。コロナ前の18年大会では、男女とも日本代表が金メダルに輝いている。
長距離の魅力は「景色を楽しみながら色々な発見がある」こと。好きに走りたいという理由から専属のコーチは付けていない。フルマラソンと異なり、ウルトラマラソンは「私のような市民ランナーでも世界の舞台を目指せる」と同大会で走ることを夢見てきた。
初の代表となった仲田さんは「集中力が強み。経験のないコースということもあり、大会に向けて準備していきたい。個人でも団体でもメダルを目指して頑張りたい」と話す。