小学生が田植え体験

高根小(佐藤光一校長)の児童約190人が17日、田植えを体験した。学校の南側にある水田で地域の農家の指導を受けながら作業する行事で、今年で38回目という。

画像=靴下で田んぼに入って作業する児童ら

児童らは靴下や素足で田んぼに入り「冷たい」「足が抜けない」など声をあげ、泥に足をとられながらも、素手や田植機で苗を植えた。

6年生の女子児童は「一年ぶりで、最初は感覚が戻らなかったが、やっているうちに植えるスピードが上がった」と笑顔を見せた。同校に赴任して3年目という室正太郎教頭は「ぎこちなかった子どもたちが、6年生にもなると手早く植えられるようになっている」と話していた。

昨年まではもち米を作っていたが、今年はうるち米を植えた。秋に収穫し、給食で食べたり、バザーで販売したりするという。