76年の創部以来初 習志野台ワンパクズ全国V
船橋市で活動する学童野球チーム、習志野台ワンパクズが、先月16日、明治神宮野球場で行われた学童軟式野球全国大会「ポップアスリートカップ」決勝で勝利し、76年の創部以来、初の全国制覇を果たした。
画像=優勝した習志野台ワンパクズナイン(チーム提供)
昨春から同大会の地区大会を順調に勝ち進み、昨年末、関東代表2チームに残り、全国大会に駒を進めた。決勝では関西代表・志津少年野球部(滋賀県)と対戦した。
初回、ワンパクズは走者一、二塁のチャンスに、4番、野木瑛太(6年)の本塁打で3点先制。その後もリードを広げ、自慢の投手リレーで相手打線を1点に抑え、7―1で勝利した。
毎週末、高根台第二小(高根台5)や日産化学グラウンド(坪井町)で練習に励む同チーム。これまで県や関東の大会で数々の勝利を収めてきた。14年に全国学童野球大会マクドナルドトーナメントでの3位が最高位だった。
昨年から監督を務めている岡田徹さん(45)は「強くなりたいという気持ちが強いチーム。優勝を目標として練習してきた。有言実行できたことにほっとしている。子どもたちの努力の成果だと思う」と勝利を称えた。
来月には6年生9人が卒業と同時に引退。岡田監督は「違う学校から来ている子たちなのに仲がいい。中学校でバラバラになってしまうが、優勝した喜びと経験を忘れずに上を目指して頑張っていってほしい」とエールを送った。