市船吹奏楽部の定期演奏会に映画「20歳のソウル」出演者ら
先月23日、習志野文化ホール(谷津1)で行われた市船橋(都丸輝信校長)吹奏楽部の定期演奏会に映画「20歳のソウル」の秋山淳監督や出演者たちが駆け付けた。
画像=市船橋吹奏楽部の定期演奏会に駆け付けた出演者ら。後方は同部メンバー。
映画は同校に代々受け継がれる応援曲「市船soul」を在学中に作曲した同部の元部員、浅野大義さんを描いた物語だ。浅野さんは17年にガンで亡くなった。
コロナ禍の撮影には同部員らも参加。「仮入部」した俳優らに市船生の心を伝えるなど、映画製作に協力した。
吹奏楽部顧問の高橋健一教諭を演じた俳優・佐藤浩市さん(61)は、同校での撮影を振り返り、「吹奏楽部のみなさんは素人だけど、本気でこの映画にぶつかってくれた」と感想を。原作・脚本を担当した中井由梨子さんは「市船のみなが大義先輩のため、市船のためにと、コロナで練習もままならない中、映画のために力を尽くしてくれた。これは市船の映画」とコメントした。