マーチング全国大会 法田中、習二中、習高「金」
大阪市で先月21日に開催された吹奏楽の全日本マーチングコンテストで、本紙エリアから出場した法田中、習二中、習志野高の3校が金賞に輝いた。
法田中は映画音楽メドレーの「ジブリワールド」を41人の編成で演奏。昨年は大会が中止となったが、当時の3年生が志願し、例年通り11月まで後輩を指導した経緯がある。今年の3年生は9人。「先輩の思いを乗せて演奏を」と臨み、出場機会3連続、通算8度目の頂点に立った。
習二中は「たなばた」「木星」など、星を表現する演目で出場した。3年生は19年に東関東大会止まりだった悔しさをばねに、下級生と共に前日まで外周動作を調整。星型の隊列を成功させ、3年ぶり5度目の金賞を奪還した。早津祐香顧問(28)は「子どもたちは主体的に練習してきた」と生徒をたたえた。
習志野高は16度目の金賞。美しいサウンドとめりはりのある隊列の変化で会場を魅了した。名門校ならではのプレッシャーを跳ね返しての金賞に、メンバーらは涙を流し喜んだ。