道野辺小保坂さん レスリング日本一
鎌ケ谷市在住で道野辺小6年の保坂樹奈さんが、全国少年少女レスリング選手権大会で優勝し、日本の頂点に立った。
画像=19日、市役所を訪れた保坂さん
保坂さんは熊本市で5~7日に行われた同大会女子の部6年生49㌔級に出場し、決勝では神奈川県代表のライバルと激突。得意技の片足タックルや大腰、ローリングで圧倒し、12―5で勝利した。かつて3年、4年の部でもそれぞれ優勝しており、コロナ禍で中止となった昨年を除き、同大会では全て金メダルを獲得。「3連覇できてすごくうれしい」と喜ぶ。
5歳から戦い始め、中部小を拠点とする小玉ジュニアレスリングクラブで活動している。指導する小玉美昭代表(71)は「強すぎるので、80㌔ある男子しか練習相手にならない。よく話を聞き、分からなければ分かるまで聞いてくるので理解力が高い」と教え子を評する。
憧れの選手は東京五輪金メダリストで松戸市出身の須崎優衣さん。千葉県の先人を追い、「まずオリンピックに出たい」と夢を語る。