鎌ケ谷市制50周年 式典に230人出席
鎌ケ谷市は13日、市制施行50周年記念式典をきらりホール(富岡1)で開催し、市民ら約230人が半世紀の節目を祝った(=写真)。
市の歴史を振り返る記念映像に続いて7月に就任した芝田裕美市長があいさつ。11年の東日本大震災や20年から続くコロナ禍に触れ、対策に全力で取り組むとした上で、「この50年の間、教育、福祉、土地基盤整備などが進んだが、何より先人の皆さまの努力のたまもの。心より感謝を申し上げる。ずっと住み続けたいと思えるようなふるさとを目指していく」と話した。市議会の泉川洋二議長は「試練を乗り越え、全ての市民が今まで以上に安心して楽しく生活できる街を作ることが我々の使命」と語った。
各種の市政功労表彰と50周年特別感謝状の贈呈に続き、姉妹都市ニュージーランド・ワカタネのジュディー・ターナー市長、市内に2軍本拠地があるプロ野球北海道日本ハムファイターズの選手らが寄せたビデオメッセージが披露された。最後は鎌ケ谷中吹奏楽部による市民の歌「きらり鎌ケ谷」の演奏が行われた。
同市は鎌ケ谷町を前身に、1971年9月、県内24番目の市として誕生した。当時の人口は5万人弱だったが、住宅都市として発展し、現在の人口は約11万人。