タグラグビー楽しんで 海神小で出前授業
船橋市などをホームタウンとするラグビーチーム「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」の選手らによる出前授業が10日、海神小(八重樫勝伸校長・612人)で開かれ、4年生の児童96人が参加した。
タグラグビーを通して児童たちにスポーツの楽しさを知ってもららおうと、同小がチームを招待したもの。選手ら7人がルールやプレイのコツなどを伝授。児童たちは色違いのタグを取り合う鬼ごっこや実践的なゲームで汗を流した。
同チームの鹿田翔平コーチ(32)は「ラグビーは仲間との協力なしには前に進むことのできないスポーツ。力を合わせ、励まし合いながらボールを運ぶ精神を知ってもらいたい」と指導した。授業を企画した同校の滑川千尋教諭(33)は、「タグラグビーは運動が苦手な子でも入りやすく、自然に盛り上がれる」と狙いを話す。
授業を受けた安部匠馬くん(10)は「タグを取るのが難しかったが、腰を低くし隙を狙うことなどを選手が教えてくれた。ルールや声かけの大切さも分かり、もっとやってみたいと思った」と充実の表情を見せた。