駅ナカ個室型ブース増加 乗り換え時間の活用など需要

JR東日本が展開する個室型のシェアオフィス「ステーションブース」(=写真)が東船橋駅に設置され、14日から利用が始まった。

乗り換え待ちの時間などを活用したい人向けのスペースで、本紙エリアでは同駅ほか西船橋、船橋、津田沼駅に合計9台設置している。

JRによると、コロナ禍でテレワークが推奨されているものの、自宅での仕事環境が整わないなどの理由で需要が増えているという。ブース内にはモニター、WiFi、電源などを完備。空いていれば即利用可能で、15分単位(275円)で利用できる。会員登録をすれば、スマートフォンなどから簡単に予約や使用時間の延長もできる。現在の会員者数は全国約15万人で23年度中に千カ所での展開を目指す。