街の魅力ポストカードで 写真はコンテスト入賞作品

「ふなばし魅力発見フォトコンテスト」で入賞した6作品について、船橋市はポストカードを製作し、20日から公共施設などで配布を始めた。

画像=ポストカードになった写真のパネルを見せる入賞者ら

同コンテストには市内外から300作品の応募があり、市内在住の高橋朋恵さん(47)、牛垣耀さん(26)、田中葉子さん(58)、湯浅佽彦さん(76)、岡庭智子さん(63)、千葉市の伴博之さん(76)の6人が入賞。ふなばしアンデルセン公園や船橋漁港のほか、ニンジン畑などで撮影された写真など、地元の見どころがさまざまな角度から切り取られた作品が集まった。

広報課によると、同企画は19年、飯山満中の生徒が市政のアイデアを市長に直接提案する「こども未来会議室」で、船橋の魅力発信について提案したことから始まった。市はポストカードを計4万2千枚製作し、市内全小学校の3年生全員に配布。暑中見舞いの時季に合わせた「手紙の書き方」の授業で用いたという。一般の市民対象のカードは各公民館、図書館、市観光協会、市役所など市内50カ所で配布している。

15日には市役所で入賞者の表彰式が行われた。船橋大神宮の七五三の写真を知人から依頼され、撮影したという牛垣さんは「船橋というすてきな場所で育ったことが伝わる活動をしていきたい」と話した。