塚田南小が開校 船橋に36年ぶりの新設校

新設の塚田南小(行田1)で7日、開校式が行われた。

画像=開校式で校庭に整列する児童ら

午前9時半ごろ、児童らは新しい砂が敷き詰められた校庭に集まり、市の花のヒマワリをモチーフに作られた校舎に向かって整列した。

「ここに、塚田南小を開校します」。冒頭、小池正樹校長(57)が開校を宣言。続いて、児童と関係者から寄せられた言葉やイメージを基に市内教員が作詞、作曲した校歌が流された。

小池校長は「新たな歴史の扉が開かれました。わくわくしませんか。みんなの頑張りで、手を取り合って、素晴らしい塚田南小を作りましょう」とあいさつ。児童による「誓いの言葉」では、渡辺琉生くん(6年)が代表として壇上に立ち、「コロナ禍で新しい発見や気づきがあった。できることを精一杯考えて、みんなが楽しめる行事やイベントを作ってみたい。年齢や性別にとらわれず、いろいろな人と仲良くなり、友達の輪を広げていきたい」と述べた。

船橋市で小学校が新設されるのは市場小以来36年ぶりで、55校目の公立小。塚田南小が立地する行田地区は大型マンションや戸建て住宅、商業施設などの開発が進んでおり、人口の増加に対応するため新設された。昨年度まで近隣の6校に分かれて通学していた児童が転入し、9日には新1年生の入学式が行われた。全校児童数は904人、教職員は58人。