花でほっと一息 日本郵便、県内で企画

県内の688郵便局は今月から、県産の花を局内に飾る「花いっぱいプロジェクト」を実施している。

画像=飾られた花について説明する郵便局員ら

日本郵便関東支社と県の協定に基づき、新型コロナウイルスの影響で花を用いる催しが激減し、苦境にある県内事業者らと協力。県の花であるナノハナなどのフラワーアレンジメントを展示するほか、県全域の花をマップで確認できるポスターも掲示した。消費の拡大を図るとともに、郵便局を訪れた市民に楽しんでもらおうという企画だ。

船橋東郵便局(習志野台2)では1日、手続きの前後にアレンジメントを眺める市民の姿があった。同局は独自に、アンケートに答えた利用客50人と、ゆうパックで配達した20人にキンギョソウとストックの花を配る企画も実施。「コロナ禍の中、花には心を癒やすなどさまざまな効果があるといわれています。県の花で明るくお過ごしください」などと呼び掛けている。

同局を訪れた石井泰子さん(51)は「立春だし、お花は心が和む」と春の訪れを感じた様子だった。