習志野市は「延期」3市9630人に影響

本紙エリア3市で11日の「成人の日」を中心に行われる予定だった成人式は、新型コロナウイルスの影響で中止、延期となった。

習志野市は4日、式典を3月14日に延期すると発表した。市教委によると、感染拡大に伴う県内医療提供体制の「フェーズ4」移行、政府の緊急事態宣言、会場外での会話や会食のリスクなどを考慮。オンライン開催も検討したが、新成人にとって「一生に一度の門出」のため、延期を決断したという。2カ月後の感染状況は未知数だが、担当者は「好転してほしい」と願っていた。

船橋市は昨年12月14日、鎌ケ谷市は同28日に会場開催の中止を発表。オンライン配信のみを行う。

船橋市の新成人対象者は6505人で前年から61人増えた。習志野市は2033人で90人減、鎌ケ谷市は1092人で61人増。3市で9630人の若者にコロナの影響が及ぶことになった。