市船、サッカー選手権へ

全国高校サッカー選手権の県大会決勝が15日、フクダ電子アリーナで行われ、市船橋が1―0で勝利し、全国への切符を手にした。

画像=全国出場を決め、歓喜する市船橋イレブン(=船橋市提供)

「宿敵」流経大柏との決勝は8年連続。延長の後半10分、岩田夏澄(3年)がミドルシュートでネットを揺らした。

2年連続23度目の大舞台へ。1回戦は12月31日、同アリーナで佐賀東と激突する。

コロナ禍で多くの公式戦が中止となり、勢力図や戦術といったデータの蓄積が乏しいが、条件はどの代表校も同じ。波多秀吾監督(38)は「自分たちのやるべきことをしっかりと準備していきたい」と気を引き締める。

今年は突出したスターはいないが、「互いに刺激し合っており、チームとしての一体感と総力がある。市民の方々に感動してもらえるような試合をしたい」と話している。