修学旅行中止
新型コロナウイルスの感染者が再び増加傾向にあることを受け、本紙エリア3市の各教育委員会は、公立小中学校で予定されていた修学旅行の中止を発表した。
鎌ケ谷市教委によると、「学校生活最大の思い出となる行事」として実施を模索していたが、県境を越える移動や宿泊施設内の密集化などを考慮し、9日に中止を決定。キャンセル代などの実費は市で対応する。バスを使った校外学習、中学生の職場体験なども中止とした。
併せて、行事の中止で授業時間を確保したことから、11日間としていた夏休みの期間を再検討し、8月7~23日の17日間に延長した。現時点では、冬休みの短縮や土曜授業は行わない方針だ。
船橋市教委も10日、小中学校と特別支援学校の修学旅行の中止を発表。代替行事については今後、校長会と協議する。習志野市教委も中止を決定し、14日に保護者に通知した。