鎌ヶ谷市 PCR検査できる車両導入
鎌ケ谷市医師会(石川宏貴会長)は4日、新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査システムを搭載したワンボックスカー(=写真)を導入した。市によると、移動型のPCR検査所は日本初という。
駐車場などに停車しての屋外検査が可能。医療従事者が車両に乗り、透明パネル越しに検査するため、1件ごとに防護服を交換しなくて済むメリットもある。被験者は1日15人程度を想定し、医師から検査が必要とされた人が対象となる。
検査の権限を持つ県から委託を受け、医師会と市が連携して実施する。協議が整い次第、検査を開始する方針だ。石川会長は「一刻も早く市民の不安を取り除くべく、移動型検査システムの導入に踏み切った。他の医師会とも連携して活用したい」としている。