企業支援、医療体制の確保を
船橋など4市と市長会、県に要望
千葉、船橋など県内4市は13日、新型コロナウイルス対策について県に対し緊急要望した。松戸徹船橋市長のほか千葉市、柏市、松戸市の4市長の連名で、営業自粛の影響を受ける中小企業への支援や、医療体制の確保を訴えた。
要望書は、①中小企業への支援策を早急に実施し、財源の確保を国に要望する②感染者増に備えた病床と軽症者のための宿泊施設の確保を進め、市独自で実施した場合は県の行動計画に位置付けて財政措置を行う③クラスター(集団感染)の発生場所、規模などの情報を共有、公開し、該当する場所への外出の自粛要請を行うことを求めている。
続いて、14日には県市長会と町村会が県に緊急要望した。県民の不安感の払拭と適切な情報公開、休校についての統一見解、飲食店など休業施設への補償と財源確保を国に要望することなど50項目を要望書にまとめ、市長会長の清水聖士鎌ケ谷市長が森田健作知事に手渡した。