船橋市人口64万人突破
船橋市は23日、市内の人口が64万人を突破したと発表した。
今月10日付の人口が64万人となり、その後の転出入の推移から、64万人台に到達したと判断した。全国1724市町村のうち21番目に人口が多く、政令市を除くと全国で最も多い。17年4月の63万人突破から、およそ3年で1万人増加した。
地域別では南部、西部地区への転入が多い。市総務課は、船橋が東京から20㌔㍍圏内にあり、発達した鉄道網や複数の大型商業施設の存在など「生活面の利便性が高い」と分析する。ナシやホンビノス貝といった特産の農水産物があり、豊かな自然に恵まれているのも好条件で、スポーツや文化を通じた知名度向上も要因とみている。
市の人口推計調査報告書によると、今後も緩やかに増加を続け、33年に66万4千人のピークを迎え、その後は減少に転じる見込み。
松戸徹市長は「市の魅力が評価された結果だと考えている。これからも心から愛されるまちを目指していきたい」とコメントした。