東邦大で戴灯式
東邦大習志野キャンパス(三山2)で17日、健康科学部看護学科の学生66人が「戴灯セレモニー」に臨んだ。
17年に新設した同学部。2年次から始まる医療現場での実習を前に看護師としての自覚、責任感の向上などを目的に行われるもので、ナースキャップが与えられる。式では学生らがナイチンゲールの看護の精神を受け継ぐ意味を込め、キャンドルに火をともし、「豊富な技術と知識を身に付け、笑顔と思いやりを持って看護の道を歩み続ける」と誓った。
同大の炭山嘉伸理事長は、「人の命と心に直接触れる仕事。人間愛にあふれた仕事でなくてはならない」と学生を鼓舞。式を終えた同科の宮下聖子さん(20)は「社会に出る実感がわいた。患者さんのことを考えられる大らかな看護師になりたい」と目標を語った。