長寿祝い 市長訪問 100歳迎える市民に記念品 船橋市の最高齢は108歳
17日の敬老の日を前に、船橋市の松戸徹市長が先月31日、今年度中に100歳を迎える二宮1の矢口なかさん、海神5の三浦正一さんの自宅を訪れ、記念品を贈った。
矢口さんは書道の師範で現在も後進の指導にあたる。「お習字はちょっと墨をすればできるからいいよね。100歳になるからやめようと思っていたら、ダメだと言われて」とほほ笑む。
また、取材中には民謡で鍛えた歌声を披露。今月初旬まで開催されていたアジア競技大会も熱心にテレビ観戦するなど、好奇心が長寿の秘訣だ。
船橋市の65歳以上の高齢者は15万1541人(8月1日現在)。65歳以上が総人口に占める高齢化率は23・7%で、前年度(10月1日)から0・2ポイント増えた。全国平均概算値27・7%(同)からは4ポイント下回る。100歳以上は201人で、最高齢者は108歳の女性。
習志野市は65歳以上が3万9721人、高齢化率は23・03%(4月1日)。100歳以上は53人、最高齢者は106歳の女性(9月1日)。鎌ケ谷市は65歳以上が3万0304人と初めて3万人を超えた。高齢化率は27・60%、100歳以上は26人(4月1日)。