ソフト世界選手権 雨のナイター 秋津に歓声
20年東京五輪の代表を決める世界女子ソフトボール選手権大会が習志野市などで行われた。
秋津の第一カッター球場では7日、ナイターで予選リーグの日本対カナダ戦が行われた。雨天にも関わらず、スタンドには1076人のファンが集まり、声援を送っていた。
試合は1回途中で降雨による一時中断があったが、日本は3回に2点を先制。守ってはエース上野由岐子の速球がさえ、カナダ打線を散発4安打に抑え、2―0で勝利した。
試合後、小中学生がフェンス際に詰め寄り、勝利した日本選手らに声をかけていた。市内ソフトボールクラブ「ジュニアーズ」の投手、原悠暖さん(11)は「最初の構えなど、上野選手の良いところを取り入れたい」と憧れの選手から刺激を受けていた。
開催にあたり、大会運営などに多数の市民らが協力。地域住民から170着の浴衣の寄付を受け、日本文化に触れてもらおうと、観戦に訪れた外国人に着てもらう企画も好評だった。