ジェッツ天皇杯連覇 昨年CSの借り返す
さいたまスーパーアリーナで、16日に行われた天皇杯全日本バスケットボール選手権大会決勝で、千葉ジェッツふなばしが琉球ゴールデンキングスを117―69で破り、2大会連続5度目の栄冠に輝いた。
画像=表彰台で喜ぶジェッツの選手ら
序盤、高根台中出身の原修太が2本の3Pを決めるなど活躍。両チームともに交代を多用し、激しい攻防を繰り広げた。2Q、ジェッツは連続得点で富樫勇樹やゼイビア・クックスの得点など一気に流れに乗り、16点リードで前半を折り返し。後半に入ってもジェッツのペースで富樫、クリストファー・スミスを中心に得点。リバウンド率、3Pの成功率とも琉球を圧倒し大勢が決した。
試合後、原は「琉球優位との前評判や、昨年のチャンピオンシップでの敗戦もあり、負けたくなかった。序盤に自分のプレーで勢いがつけられたと思う」と話した。ジョン・パトリックヘッドコーチは「選手たちがジャンプボールから集中して何があってもタフに戦ってくれた。48点差の勝利は見たことのないような結果」とチームを称えた。
富樫は「3Pのシュート率も良かったが、27アシストという結果を見てもボールがよく回っていたと思う。選手がいればすぐパスを出してチーム全員でプレーできた」と試合を振り返った。