日本学校合奏コンクール 本紙エリアの児童生徒活躍

先月行われた日本学校合奏コンクールで本紙エリアの児童生徒らが活躍。グランドコンテスト、ソロ・アンサンブルの小・中学校部門で計13校、3個人が金賞に輝いた。

■ソロ・アンサンブル部門 相馬美和さんが文科大臣賞
ソロ・アンサンブルコンテストは先月19日に県文化会館で行われた。葛飾中の相馬美和さんがバイオリン独奏で最高賞に当たる文部科学大臣賞に輝いた。「冷静に自分の演奏ができ、それを評価されて良かった」と振り返る。また宮本中の森水優さんはフルート演奏で千葉市教育長賞を受賞。「速いリズムで変化の多い曲、春から練習を重ねてきた。高い評価をいただいてうれしい」と喜びを語った。

アンサンブル部門では、「箏アンサンブル」で宮本中が会長賞を受賞。箏曲部部長の関口遙さんは「部員全員で決めた曲。箏ならではの優しい音色の表現に力を入れてきた。受賞を聞いて全員で喜び合った」と話した。
 
◇金賞、特別賞を受けた学校、個人は以下 ▽グランドコンテスト 谷津小=郡山市長賞、葛飾中=同賞、習一中=福島県教育長賞、船橋中
▽アンサンブル部門 宮本中(箏)=会長賞、行田中(弦楽)、船橋中(打楽器三重奏・弦楽)、習一中(木管三重奏)
▽ソロ部門 相馬美和(葛飾中)=文部科学大臣賞、森水優(宮本中)=千葉市教育長賞、藤田彩乃(行田中)

■グランドコンテスト 葛飾中、谷津小 特別賞
グランドコンテストは先月5日に福島県のけんしん郡山文化センターで行われ葛飾中と谷津小が郡山市長賞に輝いた。

小学校の部で谷津小はボロディンの「イーゴリ公」より「ポーロヴェツ人の踊り」を演奏。場面の変化が多い曲で「美しさや勇ましさなど曲の魅力が伝わるよう表現の仕方を工夫し、練習してきた」と管弦クラブ顧問の松田麻紀教諭は振り返る。

葛飾中は、「音で情景を表現すること」に注力し演奏。練習が実ってよかったと管弦楽部重黒木靜顧問は受賞の感想を語った。