クライミング世界大会連覇 船橋中出身 久米さん

国際スポーツクライミング連盟主催の「IFSC世界ユース選手権」ジュニア女子リード競技部門で連覇を達成した船橋中出身の久米乃ノ華さん(日大・18)が、14日船橋市役所を訪れ、松戸徹市長に活躍を報告した。
 
画像=大会を振り返る久米さん

同大会は先月22日から31日に米・ダラスで開かれ38カ国の代表が参加した。久米さんが出場した18~19歳対象のジュニアリード部門には40人が参加。十数㍍の壁を登り到達した高さを競う。最後の支点にロープを掛ける「完登」を久米さんだけが達成した。

クライミングの魅力は「ゴールに到達したときの達成感」と久米さん。普段は週4回、ジムで体幹を鍛えるメニューや、繰り返し登る練習に励んでいるという。今後は「ジャパンカップで表彰台に上がって、来年のワールドカップでも活躍したい」と熱意を示す。

松戸徹市長は「オリンピックを視野にますます活躍することを願っています」と激励した。