SDGsの取り組み「ウォールアート」に

東邦大理学部(三山2)の学生が、SDGs(持続可能な開発目標)に関する地域の取り組みを紹介するウォールアートを作った。

縦2㍍×横14・5㍍の作品で、街づくりや気候変動対策などに取り組む船橋や習志野など県内33の企業や団体を、SDGsの17の目標と合わせて解説している。
制作したのは生命圏環境学科の4人。同大の柴田裕希准教授(38)が、「学生でも、国連や政府の取り組みを普段の生活で意識することは少ない。一般の方の目に入る形で、何か展示できないか」と考え、学生らに呼びかけた。

代表を務める斎藤萌さん(3年)は「こうした取り組みを地域の人に知ってもらい、SDGsを考えるきっかけになれば」と話す。バス停の前に設置することで、より多くの人の目に留まることを期待している。柴田准教授は「いろんな業種、業界が集まった。地域の一つ一つの取り組みがつながって行くことが『誰一人取り残さない』というSDGsのキャッチコピーにつながっていくと思う」と参加団体への感謝を述べた。