習高男子バレー 39度目の春高へ

来月東京で行われるバレーボールの全日本高校選手権大会(春の高校バレー)に、習志野高男子バレーボール部が出場する。

画像=同校の体育館で練習する部員ら。スパイク、ブロックの手の出し方などを細かく確認していた

先月6日に行われた県大会の決勝では東京学館船橋と対戦。第一セットを落としたものの、結果3―1の逆転勝利で16年連続39度目の選手権出場を決めた。

選手層の厚さ魅力 相手に合わせ戦略
今年のチームの武器は選手層の厚さだ。同部を指導して8年になる鈴木明典監督(35)は「試合でしっかり活躍できる選手が10人はいる」と誇る。

春高での勝利には雰囲気に飲まれず流れをつかめるかがカギとなる。頂点をつかむまでには6試合。準決勝、決勝は5セットマッチ(ほかは3セット)となる。鈴木監督は「選手層が厚くないと最終日まで戦えない。習高伝統のサーブアンドブロックで崩していく戦い方と、対戦相手やシーンに合わせて選手を代えていく作戦で大会に臨みたい」と頂点を見据えている。

主将でリベロの大津陸斗選手(3年)は「春高は自分たちのプレーが出しづらいとわかっているので、これまで入念に準備をしてきた。ポジション的に自分が一番初めに相手からのボールを受ける。リズムをつかんでチームを盛り上げたい」と熱意を込め「1年間、全員でやってきたので不安はない」と挑む。大会は1月4日、東京体育館で開幕。1回戦で鳥取中央育英(鳥取)と対戦する。