森本投手U18代表に 他校ライバルとの再会楽しみ

市船橋のエース・森本哲星投手(=写真・18)は、9日から米・フロリダ州で行われるU18ワールドカップの代表メンバーに選出された。

選ばれたことはとてもうれしい。これまで応援してくれた方々への感謝の気持ちを込めてプレーしたい」と意気込む。

鳥取県出身。双子の兄・哲太さんとともに小学4年から野球を始め中学時代には双子でバッテリーを組み、全国大会に出場した経験もある。「本格的に野球を続けたい」と、市船橋を選び、母親と3人で船橋へ移り住んだ。

昨秋の県大会での敗退をきっかけに体重を8㌔増やした。安定した投球につながり、今夏チームを甲子園に導いた。甲子園で投げた球数は179。「目標だった甲子園で校歌を歌うことができた」。日本代表として出場する世界大会では、ライバルだった他校の選手と仲間となって共に戦う。甲子園で打率7割を誇った高松商の浅野翔吾選手や、興南の生盛亜勇太投手との再会を楽しみにしている。「積極的に声をかけて早くチーム一丸となって戦いたい」

卒業後はプロ入りを希望。「沢村賞を獲ったり、日本代表に選ばれるような選手になりたい」