市船野球部 甲子園での活躍 報告

全国高校野球選手権大会に15年ぶり6回目の出場を果たし、熱戦を繰り広げた市船橋野球部の3年生の部員ら15人が、先月24日船橋市役所を訪れ、松戸徹市長に活躍を報告した。

画像=船橋市役所を訪れた市船橋ナイン

市船は1回戦で沖縄の興南高と対戦。3回に5点の先制を許す苦しい展開となるも、じわじわと追い上げ、「市船soul」が甲子園球場に鳴り響く中、劇的なサヨナラ勝ち。甲子園での25年ぶりの勝利を挙げた。2回戦で福井の敦賀気比高に敗退したが、最後まで全力を尽くすその姿は、市民に大きな感動を与えた。

主将の宮栄太朗選手(17)は「スタンドが市船の緑色に染まっていたことが心強かった。1回戦でサヨナラ勝ちできたのも、たくさんの方の応援があったからこそ。負けてしまったがスタンドと一体になれたので悔いはない。このメンバーと野球を続けてきてよかった」と思いを語った。

松戸市長は「市船野球部の新しい歴史を作った。市民の心を一つにしてくれたことは船橋市にとっても大きな財産。人生の可能性はさまざま。やり抜いたことに自信をもってほしい」と選手らに言葉をかけた。