青空にバルーン1000個 葛飾小創立130年祝い

葛飾小(秋元大輔校長・1092人)で先月24日、児童らが風船を空に放つ「バルーンリリース」が行われた。

画像=一斉に風船を放つ児童ら

開校130周年を祝う記念事業で、人文字の航空写真撮影に続き、児童らがメッセージを書いた手紙とともに、風船千個を青空に放った。

松本湊さん(3年)は「手紙に自己紹介としてサッカーをやっているって書いた。誰かに届くといいな」と期待を膨らませた。高橋宏佳さん(4年)は「みんなで飛ばせて良かった。色がカラフルできれいだった」と話した。

OBで同実行委員長の石井秀樹さん(44)によると、風船に使うヘリウムガスが、ロシアのウクライナ侵攻の影響で不足。なんとか千個分を確保したという。「昨年の11月から準備をしてきて、ハプニングが続いたが実行できて良かった。コロナ禍で行事がなかったので、子どもたちが笑顔になれる場を作りたかった」と話した。

葛飾小は1892年に2校を合併した葛飾村立尋常小として誕生。1959年、現在の場所に移転した。