看護の道歩む決意 東邦大で戴灯式

東邦大(三山2)で20日、「戴灯セレモニー」があり、健康科学部看護学科の2年生68人が7月から始まる医療現場での実習を前に看護の道を歩む決意を新たにした。

学生らは看護の精神を受け継ぐ意味を込めた火をそれぞれのキャンドルにともした。「専門職の証」として女子学生にはナースキャップが、男子学生にはスカーフが与えられた。かつては看護師の象徴だったナースキャップだが、現在は多くの医療機関で廃止されているという。学生たちは「笑顔と思いやりをもって一歩一歩看護の道を歩み続けていく」と誓った。

将来、救急救命室で働きたいという大島海翔さん(19)は「知識と技術が左右する現場。患者さんのアフターケアもできるような看護師になりたい」と話した。