市内16隊目の救急隊発足 船橋消防夏見分署

船橋市はこのほど中央消防署管夏見分署(夏見2)に第2救急小隊を発足した。市内で救急隊が発足するのは19年の古和釜分署以来3年ぶりで、16隊目となる。

画像=船橋中央消防署で行われた発足式の様子

増加する救急車出動件数
高齢化や熱中症傷病者の増加などで、全国的に救急車の出動件数は増加傾向にある。市消防局が19年に取り扱った出動は3万6099件で、11年からの8年間で6000件以上増えた。新型コロナの感染拡大に伴い20年の出動は前年から減少したが、今年は再び前年比1000件を超えるペースで増えているという。

他方、覚知から現場到着までの平均時間が19年は9分12秒だったのに対し、21年は隊員の感染症防止のための準備などで、9分46秒を要した。また医療機関までの搬送時間も、「搬送困難案件」の増加などで悪化している。

こうした背景を受け、迅速な出動態勢を整える狙いで、市内で最も出動件数が多い中央消防所管内に増隊したもの。

発足式で第2救急小隊隊長の白鳥昇さん(41)は、「救急車は人命救助の第一走者。市民の気持ちに寄り添い活動したい」と述べた。