2年ぶりの潮干狩り 人数制限で「密」回避

ふなばし三番瀬海浜公園(潮見町40)の潮干狩りが先月25日に始まった。

画像=干潟で貝探しを楽しむ親子

コロナ禍で2年ぶりの開催となり、今季は混雑を避けるため利用券はコンビニエンスストアでの前売りのみとし、園内の当日券は販売しない。土日祝は日付指定で5千人を上限とし、初日には4297人が来園した。

27日に船橋市内から家族で訪れた田中祐子さんは、2人の子どもと一緒に干潟を掘り返しながら「採ったものを自分で料理して食べることで食育になれば。室内に遊びに連れていくのは難しいが、潮干狩りなら家族同士でも距離を取ることができる」と話した。

同園担当者の大谷雄一郎さん(38)は「無事に開催できてよかった。今年は問い合わせがとても多い。しっかり感染対策をして、安心して楽しめるように心掛けたい」と気を引き締める。

5月30日まで(月曜休園、3日は営業)。潮の満ち引きにより開催時間が異なる。前売りで中学生以上1350円~子ども670円、採貝料含む(規定以上を持ち帰る場合は別途料金)。貸しクマデ、有料駐車場あり。園内の環境学習館では「アサリ生活史」や水槽を用いた実験などの企画展示も開催中だ。

℡(435)0828同園