鎌ケ谷市、車止めなど設置し園児の散歩コースに安全対策

保育所などの園児が散歩するルートに車止めなどを設置し、園外活動の安全を確保する鎌ケ谷市の交通安全対策工事がこのほど完了した。

画像=設置された車止め

保育施設周辺の13カ所に車止めやガードレールの設置、「園児注意」と表記したグリーンベルトの舗装などを3月までに実施した。事業費は約810万円。

19年に大津市で発生した事故を教訓に、同年から市職員らが保育事業者から報告があった危険な道路を調査。鎌ケ谷市では幹線道路以外の生活道路を抜け道として通行する車両が多く、狭い道路や見通しの悪い場所などを把握し、市が順次、工事を進めてきた経緯がある。