船橋市で2棟目 新たに療養ホテル確保

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、船橋市は軽症や無症状の市民らの宿泊療養施設として船橋シティホテル(本町1)を借り上げ、15日から運用を始めた。昨年4月に同様の目的で借り上げた船橋第一ホテル(湊町2)に続く2棟目となる。シティホテルはトリプル1室、ダブル10室など計43室。自宅での療養者が全国的に増え、家庭内感染も広がっている中、同ホテルは子どもがいる家族が一緒に入室して療養できるメリットがある。

画像=赤、黄色、緑にゾーン分けされたホテルの内部

看護師が常駐するほか、船橋総合病院(北本町1)と連携し、体調の急変時には救急車で病院に搬送できる24時間体制を敷いている。徹底したゾーン分けや、防護服の着脱所に常時換気する装置を備え付けるなど、従事する職員への二次感染を防ぐための工夫も施した。

市保健所によると、昨年10月ごろから2棟目の療養施設の確保を検討。従来から運用してきた第一ホテルは最大85人の受け入れが可能だが、市内の陽性者が急増し、1月11日には入所者が77人と稼働率が9割を超えた。今回、新たにシティホテルを借り上げて軽症者の療養環境を拡充し、中等症以上の患者に対応する病床を確保し、医療崩壊を防ぐ狙いがある。

コロナ対策保健所本部の高橋日出男統括(53)は「適切な療養を行うために借り上げた。安心して療養してもらえれば」と話した。