馬込町の渋滞緩和へ 斎場と「船取線」結ぶ道路

馬込斎場(馬込町)前の交差点と、県道船橋我孫子線(通称・船取線)を結ぶ船橋市の都市計画道路「3・3・7号線」が30日に開通する。
新設道路は東西の延長652㍍、幅員22㍍。両側には3・5㍍の歩道を設け、歩行者の安全も確保した。
同斎場付近は狭い道路が多く、近隣には馬込霊園や市運動公園があり、盆をはじめとした墓参りの時期や週末のスポーツ開催時には著しい渋滞が発生することで知られる。市道路建設課によると、地元自治会などの要望を受け、06年から重点的に整備を進めてきた。道路の新設で同地区の渋滞の緩和、周辺の生活道路の安全向上を図る。概算事業費は約28億円。
開通は午前5時。コロナ禍の影響で式典は行わないという。今後は新設道路と同霊園をつなぐ交差点の整備を進める。