奥華子さん母校で熱唱 七林小40周年を祝う

人気シンガーソングライターの奥華子さんが1日、母校の七林小(長谷川泰一校長)を訪れ、全校児童451人と同小の創立40周年を祝った。
奥さんは故郷をイメージして作曲したという「僕が生まれた街」など6曲を披露。「私、奥華子は生まれも育ちも船橋。七林小の40歳の誕生日に、おめでとうの気持ちでみんなで歌いましょう。一緒に盛り上がってくれますか」などと後輩に呼びかけ、体育館は手拍子と合唱に包まれた。
同小4年のときにトランペットを始め、器楽部で演奏したことを振り返り、「ここで学んだことや友達とは今でもつながっていて、今の自分を作っている」。東邦音大を卒業後、弾き語りの路上ライブを始め、05年にメジャーデビュー。現在まで10枚のオリジナルアルバムを発表したほか、テレビCM曲の制作など幅広く活躍している。
コンサート終了後、児童を代表して6年生の伊東奈美さんが「奥華子さんの高くてきれいな歌声が体育館中に響き渡ったことが心に残りました。私たちも後輩として、精一杯努力して夢をかなえたい」とお礼を述べた。