長寿祝い市長が訪問  船橋市の最高齢は109歳

 16日は敬老の日。先月30日、松戸徹船橋市長が今年度中に100歳を迎える軽部定吉さん(飯山満町)、玉置惠美さん(山野町)の自宅を訪問し、記念品を贈った。
軽部さんは1920年、茨城県生まれ。16歳で上京後、自動車整備士として働いた。第二次世界大戦時にはジャワ島へ赴いた。帰国後、87年に船橋へ移り住んだ。
市長から長生きの秘訣を問われると「ワンちゃんとの散歩」と一日3回の散歩を欠かさなかったと話す。現在も2階の寝室まで階段を上り下りするという。60代から始めた書道が趣味で、読売新聞の書道展で入選したことも。軽部さんは「まさかこんなに生きるとは思わなかった」と穏やかな笑みを浮かべた。
船橋市の65歳以上の高齢者は15万3014人(8月1日時点)。65歳以上が総人口に占める高齢化率は23・8%で、前年度から0・1%増えた。100歳以上は192人で最高齢者は109歳の女性。
習志野市は65歳以上が4万201人(3月31日時点)。高齢化率は23・19%。100歳以上は49人。鎌ケ谷市は65歳以上が3万739人(4月1日時点)。高齢化率は27・96%、100歳以上は30人。